愛幸の特徴
1)納涼祭、愛幸祭(令和2年度以降はコロナ禍のため開催できておりません)
テーマから模擬店のメニュー、演物に至るまでの企画から準備、運営までを担当職員をはじめとし、毎回より良いイベントにしようと取り組んでいます。また、作業やクラブで完成した作品を展示し、装飾品としても活用しています。利用者さんや来場者の方々の喜んでいる姿や声を耳にすると、とてもやりがいが感じられます。模擬店や演物を通じ、料理や楽器や歌やダンスなどが得意な人、絵画や美術、パソコンが得意な人など、趣味や特技を活かせる環境もあります。
2)花の栽培
ハウスを通じて花苗を生産しており、当法人の特長とも強みであるとも言えると思います。ハウス設立当初は、職員も知識や経験が浅く失敗することもありましたが、今では品質も徐々に安定し、利用者さん自身も日中活動の場としてすっかり定着したように感じています。地域イベントや行事等を通じ、お客様から「きれいね」「かわいい」などの声を耳にすると、花苗を生産してきて良かったと実感します。障害者施設では、地域コミュニティーの場が希薄であるという現状があります。これらの課題に対して花が懸け橋となり、社会の一員として、地域社会に少しでも貢献できればと取り組んでいます。
令和6年度の重点目標
虐待防止の徹底
虐待に関する研修を重点的に行い、虐待に対する意識をさらに深め、取り組みを強化します。また、定期的に虐待防止委員会を開催し、虐待防止の徹底を図ります。
- 虐待防止に関する要綱や事例、統一的支援に関する研修の開催。
- 虐待防止委員会およびリスクマネジメント委員会の内容の職員への周知。
利用者の高齢化への対応
該当する利用者の高齢者施設や療養病院への移行に向けて営業活動を行い、施設や病院との提携に向けた情報交換なども行って参ります。
- 医療機関および介護施設との提携の推進。
- 諏訪町の土地での高齢化施設の建設に関する中長期的な検討。
職員の採用および入所利用者の確保
今年度も定期的に福祉養成学校等を訪問し、職員採用への働きかけを行います。また、短期入所事業の安定的な運営と、入所利用者の確保を円滑に行うため、引き続き東京都内の行政機関等への訪問を行います。
- 学校訪問の際に、担当者との意思疎通および懇親を深めることに注力し、採用へ強いアプローチを行います。
- 利用者の円滑な入所に資するよう、入所者の見込みリストを作成します。
新型コロナウィルス等の感染予防対策
コロナウィルスやインフルエンザ等への懸念から、基本的な感染対策を徹底します。また、施設の行事は簡素化し、保護者との面会も短時間で行うこととします。外泊については、一定の条件のもと、ケースバイケースで検討します。
- 職員はマスクの装着や検温を実施し、こまめな消毒等を徹底します。
- 行事はユニット開催とし、外部との接触を極力避けた余暇活動を実施します。
- 外泊は、繁忙期(夏休みや年末年始等)以外の時期で、東京都内の感染者数が5,000人未満の時に1週間以内とし、自宅で過ごすことや、利用者および保護者がPCRまたは抗原検査を受けることを条件に実施します。
施設概要
愛幸は知的障害者を支援する施設です。
皆さまのニーズに寄り添い、より良き環境で気持ちよく皆さまが過ごされますように設備を整えております。
運営主体
- 設置・運営:
- 社会福祉法人 萌の会
- 代表者:
- 理事長 持田昇彦
- 施設名:
- 愛幸
- 所在地:
- 〒192-0015
八王子市中野町2632番地
TEL:042-623-0020 FAX:042-623-0261 - 敷地面積:
- 4610.18m2
規模及び構造:鉄筋コンクリート造 地下1階地上2階建
建物延べ面積2618.43m2
沿革
- 設立:
- 平成14年1月23日
- 事業開始:
- 平成15年4月1日
GH・CH
グループホームあいこう
事業開始:平成17年10月1日
関連施設
医療法人財団緑雲会 多摩病院
老人保健施設ハイネス憩の丘
生活スペース
4つのユニットに分かれており、全室個室で各ユニット16名(ショート含)の利用者が生活している。
定員
60名(ショートステイ5名)